アマチュア棋戦初参加
私は普段ネットで将棋を指しているのですが、対面で盤を挟みたいと思っていたところ……
関西将棋会館のHPにて「アマチュア将棋名人戦」の参加申し込みページを見つけました。
しかも関西将棋会館は今年中に高槻市への移転が決まっており、大阪市福島の歴史ある建物で対局できる機会は今回が最後。
これは行くしかないと思いさっそく申し込み。
すぐにメールが来て、当日受付で名前を伝えてくださいとのことでした。
ドキドキしながら待つこと一週間、ついに昨日参戦してきました。
初陣
朝、まだ人の少ない大阪環状線に揺られて福島駅へ。
初めて来ました関西将棋会館。
私の大好きなラノベ『りゅうおうのおしごと!』のキャラ、空銀子のセンスを添えて写真撮影。
ちなみに、『百折不撓』は私の座右の銘でもあります。
さっそく会館に足を踏み入れます。
まず目についたのは『レストランイレブン』の趣ある扉。
残念ながら現在は関西将棋会館での営業は終了しているそうですが、同じ福島の中で店舗を移して営業しているそうです。
奥に進むと、警備員室から「4階です」の声。
老齢の警備員さんに頭を下げて、入って右手のエレベーターで4階へ。
降りるとすぐに受付があり、名前を伝えて3,000円を支払うと自分の番号を教えてもらいました。
対局室の中にはたくさんの盤と駒箱、そして対局時計が並んでいます。
中には数人。
常連さんらしき人達が談笑していました。
受付で教えてもらった番号を探すと、テーブルの一つに名前と番号が書かれた小さなカードが置かれていました。
これには初戦の対戦相手の番号が書かれており、ここに勝敗や対戦情報を書き足していくシステムのようです。
初めての公式戦だったので、対局時計の使い方や入玉将棋のルールが若干不安だったのですが、会場内のホワイトボードにもしっかりとルールが貼りだされており、対局前にも説明がされたので、安心して対局することができました。
今回の大会は持ち時間15分、2勝勝ち抜け2敗失格方式の予選を行い、予選を突破した人達で決勝トーナメントを行うというものでした。
対局結果
私のネット将棋での級位はアマチュア4級レベルです。
正直アマチュア棋戦で戦うには場違いな力量ではありましたが、自分の将棋をぶつけることはできました。
1戦目は美濃囲いと石田流の振り飛車。
2戦目は穴熊と石田流の振り飛車で戦いました。
初めての振り駒の結果、1戦目も2戦目も後手番での対局でした。
結果、どちらも負けてはしまいましたが、対局後に感想戦をしたり、将棋の話をしたりと、ネット将棋では感じることのできない楽しさがありました。
これからアマチュア棋戦で戦う人へ
今回は将棋連盟が主催の大会だったので、ネットを使って手軽に申し込むことができました。
申し込み料は当日現金のみで、支部等に所属していると割引があるそうです。
対局者の年齢層は小学生から老齢の方まで様々でしたが、レベルとしては体感アマチュア1級以上の人が多いように感じました。
魅力としては、対局後も優しい人が多く、「ここはこんな風に指した方が有利になるよ」と教えてくれたり、対局時計の使い方や大会での暗黙のルールも教えてくれました。
※持ち時間等のルールは大会毎に異なる場合があります。
ネットメインの私でも十分に楽しむことができたので、もしあなたが参加を迷っているのであれば、思い切って参加してみることをお勧めします。
それでは、今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。
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