宵埜白猫になるまで
突然ですが、今回はこれまでの創作人生を振り返ろうと思います。
転職活動を行う中で自分のこれからを考えると同時に、これまでに思いを馳せた時、やっぱり創作は私の人生で大きな意味を持っていたからです。
私が小説を書き始めたのは、今から5年前。
2019年の11月10日のことです。
最推しの絵師様がサークル参加していた同人イベントに行った時のことでした。
絵師様のサークルに通い始めて、初の東京でのイベント。
夜行バスに乗って、朝7時から待機列に並び、11時の開場と同時にサークルへ。
いつも通り新刊を手に取って、絵師様と少しだけお話をしていました。
どんなことを話したかは覚えていないのですが、顔を覚えてもらっていたことや、同い年だったことが分かって嬉しかったことははっきりと覚えています。
帰りの夜行バスに揺られながら、同い年の大学生が好きなことでキラキラ輝いている同人という世界に憧れを抱きました。
小説を書き始めたきっかけは、そんな小さな憧れでした。
バイトの休憩時間に書いて投稿した短編に、静かについた応援マークはいまだに忘れられません。
初めて投稿したときのペンネームは「白猫」でした。
ここから相方と出会って一瞬だけ「フネみな白猫」になったのですが、この時にTwitterの公募で書いた140字が当選しネットの海にノリでつけた名前が載ってしまい、ちょっと恥ずかしかったです。
本名から文字ってましたからね……
これから本格的に活動していくなら、もう少ししっかりした苗字にしようと思い、フォロワーさんからの案や自分で考えたモノを総合して、今の「宵埜白猫」というペンネームに落ち着きました。
書き始めたころの「白猫」はベースにおいて、「宵埜」っていう字面がかっこいいので気に入ってます。
同人イベント初参加
相方とサークルを組んで最初に申し込んだイベントは、新型コロナウイルスの流行によって開催中止になりました。
多分創作の神様が「書き直せ」って言ってたんだと思います……
この間に加筆修正はもちろん、同人イベントへの参加自体が初めてだったので必要な小物を買いそろえたりもしました。
一年の時間をおいて関西コミティア60。
ボリュームが倍増した『forget-her-not』を携え、サークル【夕暮れのメルヘン】初陣です。
コロナ明けでガラッガラでした。
なんか両隣も5、6サークルくらい空いてたり……
それでも来てくれる一般参加の方はいて、30部刷って10部ちょい頒布だったので、デビュー戦としては上々でした。
相方のイラストマジで神です。
私の中の同人イベントは、コロナ前に行った大賑わいのイメージだったので、少しギャップがあったのですが、自分たちの作品を目の前で手に取ってくれる人の存在にはすごく力をもらいました。
ちなみにこの時頒布した同人誌の通販はBoothで行っています。
興味のある方はぜひ覗いてみてください。
続きはまた明日以降書いていこうと思います。
次回は二回目以降のイベント参加から去年の冬コミまでの予定です。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
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