五月に行った箕面一人旅
前職で退職前にもらった連休中、これまで行ったことのない場所に行ってみようということで、大阪府箕面市に一人旅をしてきました。
2024年3月に大阪メトロ御堂筋線が「箕面萱野」まで延伸されたことで、箕面市までのアクセスもしやすくなっています。
ちなみに私は阪急線で北千里まで行ってそこから阪急バスに乗って最初の目的地まで行きました。
勝尾寺
最初に行ったのは「だるま寺」ともいわれる「勝尾寺」です。
景色が綺麗という噂だけ聞いていたので、一回行ってみたかったんですよね。
私が行った時には日本の方よりも外国人観光客の方が多い印象でした。
入口もお寺とは思えないほど綺麗に整備されていて、空調の効いた建物で一息つくこともできます。
まさに観光地ですね。
受付で入山料を払って境内へ。
入ってすぐ右手側にはスタンプラリーの台紙とスタンプが置いてあるので、境内をめぐるのと合わせてぜひ集めてみてください。
最終的には一枚の絵になるタイプのスタンプラリーです。
本来はここから歩いてすぐに山門が見えてくるのですが、私が行ったときは残念ながら工事中で見られませんでした……
事前に調べておけばよかったですね。
また見に行きたいです。
それでもやっぱり景色は綺麗で、当時の荒んだ気持ちが癒されたことを覚えています。
だるま寺と言われるだけあって、境内には大小たくさんのダルマがいたるところに並んでいます。
探すだけでも楽しいですね。
境内を一周した後に小さな滝みたいなところがあったんですけど、この日は晴天だったので来た人のほとんどがここで立ち止まって写真撮ってました。
箕面の滝
ゆっくり歩いてもまだまだ時間があったので、勝尾寺からタクシーで箕面の滝の近くの駐車場へ。
運転手のお兄さんに「この道をまっすぐ進んだらトンネルが見えてくる。そこを抜けて右手にある道を下れば滝に行けるよ」って言われて、なんか物語の始まりみたいだなぁと一人で思いながら言われた通り歩きました。
ちょっと急な道ではあったんですけど、ザ・自然って感じで京丹後を思い出しました。
滝は下り始めて結構すぐに見えてきます。
近くにはご飯屋さんとかもあって思ったよりゆっくりできる場所ですね。
滝の音を聞きながらゆっくりご飯食べてる人たちもいて、大阪なのに穏やかな時間が流れてる素敵な場所です。
私もソフトクリームを食べながら滝を眺めて一休み。
しばらくして、駅に向かって森の中を歩き始めました。
森を抜けると……
綺麗な森の景色を眺めて適当に歩いていると……
見事に迷いました。
それでも何とか正規ルートに戻れたのは、しっかり整備された道があったからです。
途中で登山客のご婦人とお話しながら歩いたりして、都会の喧騒を忘れることができるいい時間でした。
そんなこんなで一時間くらい森の中をさまよった後、古風な建物が見えてきました。
お洒落……!
こちら箕面の滝から駅に向かう道中にあった「山本珈琲館」さん。
歩き疲れていたのもあったので、ここで一服。
チーズケーキとクリームソーダを頂きました!
窓側の席で川の流れを見ながら食べるチーズケーキのさっぱりとした酸味が体の疲れをふっと軽くしてくれます。
そういえば箕面の川沿い歩いてると、「オオサンショウウオいるかも!」って声聞こえてきて、運がよければ野生のオオサンショウウオが見れるみたいです。
箕面を歩いて感じたこと
そのあとはいくつか小さなお寺や神社を回って御朱印を頂いてから帰りました。
この時は「行ったことがない場所に行ってみる」ということで、大阪府内で小旅行をしてみました。
そんな旅路の中で、やっぱり初めていく場所はワクワクして、一日が濃いものになったように感じました。
繰り返し同じ仕事ばかりしていたあの頃の自分にとって、新しい景色や穏やかな時間の流れというのは、ちょうどいい人生のスパイスだったんだと思います。
また疲れた時には、どこか近くの田舎や行ったことのない場所にふらっと旅をして生きる楽しさを思い出そうと思います。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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